i-モラル日記

【豊田・市木小】5・6年 「サイバー犯罪から身を守る方法」

公開日
2010/06/30
更新日
2010/06/30

愛知1200校の取り組み

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 豊田市立市木小学校では、6月25日(金)に5,6年児童219人、保護者15人、職員11人、合計245人を対象にして情報モラル学習教室を開催した。
1.ねらい
 サイバー犯罪の怖さを知ると共に、加害者、被害者にならないために、事例を通して携帯電話の正しい使い方を身につける。     
2.内 容
 豊田警察署に講師を依頼し、高学年を対象にしたインターネット・携帯電話の正しい使い方を学ぶ情報モラル学習教室を開催した。
本校の現状は、各クラス10人程度自分専用の携帯電話を所持している。持っていない児童のなかにも、親の携帯電話を使っている児童や、所持を望んでいる児童も多い。昨年は、NTTドコモ東海支社の講師を招いて教室を開いた。その後、児童には特に大きなトラブルは起きていない。しかし、今年に入って、保護者の間でのチェーンメールが問題となった。3年前には、本校の子ども同士で携帯電話でのブログへの書き込みによるトラブルがあった。
 そういった状況のなかで、今回のモラル学習教室は参加した保護者にとっても有意義なものになった。今後、学校たより等で、参加されなかった保護者にも内容を伝える予定である。
 今回の内容は、まず、子どもたちに一般的な被害の例を挙げ、身近なこととして注意を促していただいた。 
 次に、ご自分の息子さんの例をとり、知らない間に大きな被害を受けていることを話していただいた。警察の方の家族でも起きるのだという思いを抱いたようだ。
 最後には、豊田市で起きた中学生による携帯電話による事件や、自転車に乗りながら携帯電話で話をしていた人の交通事故など、実際に子どもたちに強烈な話として伝わった。
 保護者へも、子どもたちを守るためにしなくてはならないことを話していただいた。参加した保護者の方の感想を聞くと、参加してよかったという感想が多く聞かれた。保護者だけの学習会の要望もあった。この学習会を継続していくことの意義と大切さを感じた。
  
3.学習教室を終えて−保護者の声
 何より子どもたちに、現実を話していただけたのがありがたかった。携帯を持たせる前の約束をしっかり親が考えておきたいと思いました。