【田原・伊良湖岬中】携帯電話の必要性を考える授業
- 公開日
- 2010/07/27
- 更新日
- 2010/07/27
愛知1200校の取り組み
3年生を対象に消費者経済教室を開催しました。愛知県金融広報アドバイザーの八木様を講師にお招きし、携帯電話の必要性やお金との関わりを考えました。事前のアンケートでは「中学生に携帯電話は必要か」との問いに「必要」52%、「必要でない」48%と意見が分かれていました。以下は生徒の考えです。
(必要な理由)
・外出先で、親(友人)への緊急連絡
・親に、塾(外出先)へ迎えを頼む時
・安全・防犯のため、GPS
・ひまつぶし、みんな持っているから、PCのかわりに使う
(必要でない理由)
・家の電話で充分。なくても困らない。遊ぶためだけならいらない
・勉強に集中できない
・ネットに繋がるので、トラブルに巻き込まれる可能性があり危ない
・お金がかかる、無駄使い
・あまり遠くまで行くことがない
生徒同士で意見を交流したあと、八木様から次のような指摘をいただきました。
「昔は固定電話すらない生活だったが問題なかった。中学生の小遣いが3000円程度なのに携帯電話の使用には2000円から7000円かかる。情報を利用する度に高額な料金になる。ネット上には悪徳ビジネスが多く存在する。携帯電話に依存しすぎると友達とのトラブルの原因になることがある」
最後に、改めて携帯電話の必要性について質問すると、95%の生徒が「携帯は必要ではない」と答えました。
本年度も各学年の技術家庭科の授業や学級活動で、ネット利用の危険性や中学生としての有意義な活用法を考えさせていきます。