【弥富・栄南小】6年生が個人情報を奪うWEBサイトについて学習しました
- 公開日
- 2010/07/27
- 更新日
- 2010/07/27
愛知1200校の取り組み
社会科や総合的な学習の時間など、インターネットを使って調べている子どもたちの様子を見ていると、キーワードを自分なりに考え、自由に検索している姿が見られる。また携帯電話も高学年になるほど自分専用のものを持っている割合が高くなり、6年女子では半数近くにもおよぶ。そこで、今回は、広島教販発行の「事例で学ぶNETモラルWEB版」を使って、6年生を対象に個人情報を奪われないようにするにはどうしたらよいかを考えさせる授業を行った。
最初に、【プレゼントがもらえる】とか【登録無料】というようなうたい文句に誘われて主人公が住所や氏名、電話番号などを携帯で送信する場面を見せると、何の疑いもなく個人情報を発信してしまった主人公に同調する声が聞かれ、危機意識を感じている児童はほとんどいないように思われた。そこで、「個人情報を発信した子どもはどんなことを考えていたか」、「個人情報を受け取った側はどんな企みがあったか」を考えさせた。すると、知らない人に安易な気持ちで個人情報を送ることは危ないことに気づく子どもたちが増えてきた。まとめとして、「個人情報を知らせてしまうとどんな危険なことが起きるか」を発表させると、子どもたちから
・少しでも危険を感じたら、メールを開かない。
・近くの大人に相談する。
・「無料」とか「プレゼント」などの甘い言葉に気をつける。
・絶対に個人情報を教えない。
・少しでもおかしいと思ったメールには首を突っ込まない。
などの意見が出た。
今後自分専用の携帯電話を持つ児童や、インターネットを利用する機会がさらに増える。今回の授業を通して、危機意識をもって個人情報を管理しようとする意識が高まったと思っている。