【豊田・保見中】「被害者にも加害者にもならないために」
- 公開日
- 2010/07/29
- 更新日
- 2010/07/29
愛知1200校の取り組み
豊田市立保見中学校では、7月に行われた授業参観の機会に1年生の学級で情報モラル教育を行った。昨年度末に導入された大型テレビを使い、教師が「メールの落とし穴」「ケータイに忍び寄るわな」という2つの動画を生徒たちに見せた。その後、いくつかの議題に沿って生徒たちが意見討論をした。以下は、生徒から出てきた意見の一部である。
Q1 念願のケータイを手に入れたA子さん。彼女に降りかかった問題は?
・友達にメールを送ったら、「怒っている?」と返信が来た。
・早く返信しないと「無視してる」と思われる。
・返信に忙しくて「早くお風呂に入る」などの家族のルールが守れていない。
・夜遅くまでメールをしていて寝不足になった。
・チェーンメールが送られてきた。
Q2 メールをするときに気をつけるべきことをまとめましょう。
・変なふうに相手がメールの内容をとらえたら自分のせいになったり、責められたりするからややこしいことを送らない。自分が思っていることと相手が思っていることですれ違う。
・私はチェーンメールを転送しないようにしたいです。迷惑になる。でも、募集系は事実っぽくって送ってしまうかも。
Q3 ケータイでよくネットを使っているBくん。どんな問題が起こっていますか。
・「エロサイト」につながってしまった。
・高額料金を請求された。
・ブログで個人情報が公開されていた。
Q4 ネットを利用するときに気をつけることをまとめましょう。
・ブログで個人情報を教えることは危険だと気づいた。
・1回入って書き込むと会おうとしてどんどん甘い言葉にのせられて、会ったら何をされるか分からない。
・覚えのないメールは無視する。