i-モラル日記

【豊田・青木小】パソコンをうまく使おう

公開日
2010/09/07
更新日
2010/09/07

愛知1200校の取り組み

 3年生のクラスで情報モラルの提案を行った。「パソコンを1週間でどのくらい使いますか」というアンケートに対し、6割近くの子供がほとんど使わないという答えだった。3年生では、頻繁にパソコンを利用している子供が少ないことがわかった。さらに、「パソコンを使うとどんなことができるか」という質問では、調べること、ゲームで遊べること、買い物ができることなどの利点についてはよく知っていた。
 そこで、利点だけでなく、負の面もあることに気付かせるため、「ぼくは3年生です。友だちになりたいので、じゅうしょと名前を教えてね。じゅうしょと名前を書かないと、このがめんはけせません」というメールを子供たちに教師が送ったうえで、画面に表示された場合にどうするかについて話し合いをした。「にせの名前とにせの住所」を書くと考える子供が多かった。中には、「お父さんとお母さんに知らせる」と書く子供もいた。
 まとめとして、「うそ」を書いても書いた人が分かってしまうことがあるという話を子供たちにした。もし、そのような画面が表示されたら、お家の人に相談をしようと伝えた。
 授業の感想では、「そのような画面が表示されたら怖いけど、インターネットで調べたり、ゲームができたりするから、注意をして使っていきたい」とあった。この授業を通して、パソコンの利点だけでなく負の面にも子供たちは気付くことができたように思う。