【半田・花園小】著作権についての授業(6年生)
- 公開日
- 2010/09/16
- 更新日
- 2010/09/16
愛知1200校の取り組み
小学校6年生を対象に、著作権についての授業を行った。近頃は情報記憶媒体の目覚ましい発展により、高度な複製品を簡単に作ることができ、更にそれに必要な情報や媒体が児童の手の届くところにあるという状況である。
確かな知識が無いことで、知らずに違法コピーをしてしまったり、それがまた別の犯罪につながっていったりすることも考えられる。
「著作権とは何か。」という導入から始まり、複製についての知識や、私的録音・録画補償制度の内容を知り、2010年に改正された「複製品のダウンロード違法化」では、違法受信者とならないために何を気をつけたら良いか、という流れで授業を行った。
身近な話題であったこともあり、子供たちは教師の説明に真剣に聞き入り、授業後にも多くの不安を感じていた子たちが質問に押し寄せるといった成果を得た。
現代の小学生は、知識が少ない一方で違法性が多く含まれる情報に触れる機会が多くなっている。ワンクリックで実行できてしまうことなので、正しい知識を身につけさせた上で、情報化社会に向き合わせる必要があると感じた。