i-モラル日記

【大府・神田小】情報モラル教育授業報告

公開日
2010/10/08
更新日
2010/10/08

愛知1200校の取り組み

 6年生の本学級の児童は、約2割が自分の携帯電話を持っており、通話やメールのほかインターネットに接続しての利用も、そのうち多くの児童が経験している。また、中学進学を機会に携帯電話を買ってもらう予定の児童はさらに多い。児童は、携帯電話の利用についてさまざまなリスクが伴うことは、ある程度知っているが、具体的にどのような危険があるのかまでを知っている児童は少ない。そこで、文部科学省がネット配信している「ちょっと待ってケイタイ」の映像を児童に視聴させることにより、携帯電話の利用に潜む危険について、具体的に認識させたいと考えた。この映像は「携帯依存症」「架空請求等の迷惑メール」「プロフの危険」「学校裏サイトによるいじめ」の4つの事例とその解説により構成されている。視聴時間は25分間である。
 授業では、まず、このサイトの開き方を教え、家庭でも見られる環境が整えば、保護者と再度視聴することを進めた。その後、映像を連続して視聴させ、視聴後に感想を書かせた。最後は、教師の体験談と学習内容復習でまとめとした。
感想文には、「携帯電話はほしいけど、恐ろしいことになるから使い方には気を付けなければいけない。」という内容が多く書かれていた。児童らは、映像を見ることで、初めて携帯電話の怖さを肌で感じたように思われる。これをもって、今後児童らが携帯電話上手に利用していけるとよいと思う。