【南知多・豊浜小】低学年児童への情報モラル教育
- 公開日
- 2010/10/14
- 更新日
- 2010/10/14
愛知1200校の取り組み
本年度は,低学年の児童が情報モラルについての学習を行った。インターネットの世界は,相手の顔が見えないために危険が潜んでいることを,「赤ずきんちゃんとおおかみ」の話を交えて聞かせた。また,LANのシステムを利用して差出人が不明のメールを出し合うことを行い,匿名や偽名からの情報を受け取る「透明人間メール」を体験した。児童の間では,受け取ったメールを誰が書いているのかがわからないために,差出人や内容をお互いに予想したり,うわさしたりする言動が見られた。まさに,実際のブログに似た小世界ができていたようである。
このようなお話や体験ゲームを通して,インターネットの世界を疑似体験するとともに,相手を傷つける言葉を使ってメールやブログに投稿することがいけないことを理解させた。また,インターネットにまつわるトラブルの事例を,できるだけわかりやすく伝えることができたので,低学年の児童なりに危険性を感じた子が多かった。
実際に,低学年の児童でも塾帰りの連絡のために携帯電話を持っている子もおり,低年齢からでも情報モラルについての基礎的な知識や基本的な技能を学ぶことは,とても大切であると思われる。