i-モラル日記

【半田・宮池小】5・6年「ネット社会のあるき方」〜便利だけどキケンがいっぱい〜

公開日
2010/10/21
更新日
2010/10/21

愛知1200校の取り組み

 本年度は、総合的な学習の時間の情報教育単元として、特別非常勤講師配置事業を受け、教育CIO補佐官の方を講師に迎え、担任とのTTで授業を行いました。
 「道路の安全な歩き方は、幼稚園や小学校で教えてもらえるけど、ネット上でのあるき方は教えてもらってないうちから、みんな使い始めるよね。」という講師の方の投げかけから始まり、「みんながネットで傷つかないために」との言葉に、子どもたちは真剣に話を聞くことができました。1.ひどいことをかかれると心が傷つく。2.だまされてお金をとられる。3.直接出会って被害に遭う。の3つの場面設定で、ビデオの映像や資料を見ながらメールやネットの危険性について考える授業を行いました。メールを頻繁にやりとりしてしまうことや、チェーンメール、無料ゲームや占いサイトなど、子どもたちにとって具体的で身近な事例も多く、便利で楽しい反面、ネットの怖さを知るとともに、自分たちでメールやネット利用時のルールづくりをする大切さを学びました。講師によって、よくあるネットの落とし穴についての紹介された後、担任から校内で実際にあったチェーンメールの被害や担任自身の体験談などを話すことで、子どもたちは、より身近な内容としてとらえることができたようです。
 また、最後に、ネットで被害にあってしまったときの対処法を、内容に応じて詳しく教えていただき、自分で抱え込んで心やお金をムダにしないように、もし、自分が困ったことに巻き込まれたら、大人(両親や先生など)に相談することで解決できるんだという安心感ももつことができたようです。