【刈谷・小高原小】デジタルカメラで撮影する時に、気をつけること
- 公開日
- 2010/11/10
- 更新日
- 2010/11/10
愛知1200校の取り組み
2年生では、生活科の時間に学区探検に行きます。学区にある店や施設を見学し、どんな仕事をしているかを見たり、聞いたりして調べます。そこで分かったことをポスターにまとめ、発表します。そうした学習に必要なのがデジタルカメラです。写真を見せながら発表することで、内容がより分かりやすくなります。しかし、カメラを持てばすぐに写真を撮りたくなるのが子どもたちです。被写体は物、人等、様々です。学区探検で訪れた店や施設で働いている人を撮影許可を得ずに撮ってはいけないことから、「肖像権」の学習を行いました。
まず「事例で学ぶNetモラル」のVTRを視聴しました。VTRでは、写真に写っている子の許可を得ずに発表で使ってしまったために、嫌な思いをさせてしまった、という内容でした。無断で写真を使われた子の気持ちを問いかけると、「いやだ」という意見が多く出ました。では、どうすればよかったかを問いかけると「いいよと言ってもらってから使えばよかった」「必要な部分だけ切り取って使う」「別の写真を選んで使う」という意見が出ました。今まで自分たちが経験したことはありませんが、これから経験しそうな内容でした。VTRの視聴は、たいへん有効だと感じました。たった1枚の写真ではありますが、その中に写っている人には権利があり、その人の許可無しでは使えないことを学ぶことができました。また、そのことに驚いている子もいました。併せて写真を撮る時に、一言「写真を撮っていいですか」と言ったり、写真を使う目的を説明して撮ったりする等のマナーも指導することができました。