i-モラル日記

【稲沢・法立小】携帯電話・パソコンのメールやサイトの危険性について学習しました

公開日
2011/01/11
更新日
2011/01/11

愛知1200校の取り組み

 稲沢市立法立小学校では,6年A組21名が情報教育の時間として「携帯電話・パソコンのメールやサイトの危険性」について学習しました。この学習をするために,企業から寄付されたDVD「ケータイ安全教室」を使いました。
 事前にパソコン室でメールの送受信の仕方を指導しました。友達のパソコンへ自由にメールを送ったり,受信したりさせました。その後,本時の授業で危険性についての学習を行いました。クラスの4分の1の児童が携帯電話を持っており,メールをしている児童もいました。
 まず,前回指導したパソコンのメールの仕方を想起させ,メールを友達に送らせました。次に,「先生のパソコンにもメールが来ているよ。」と児童に知らせ,スクリーンに届いたメールを見せました。そこには,「わたしは,小学校6年生の女の子です。メル友になりましょう。」と書かれていました。「だれが送ったんだろう。」「どうしてそんなメールを送ったんだろう。」という声があがりました。そこで,種明かしをしました。このメールは前もって教師自身が送ったものであることを話しました。顔や声がわからないメールでは,年齢や性別などが文面だけではわからないことや,相手をだますこともできることを伝えました。
 次に,DVDを視聴させました。内容は,「ブログや掲示板などでの誹謗中傷について」「チェーンメールへの対応」「知らないアドレスからのメールを受信した際の対応」「別人を装って接触してくる“なりすまし”について」です。その後,携帯電話やパソコンのブログへの書き込みや知らない人から来たメールをどうすればよいかなどについて話し合わせました。
 DVDの内容はドラマ形式で被害の様子も生々しいものであったので,この授業を通して児童は,メールの送受信やブログ,サイト閲覧,書き込みへの危険性について理解を深めたようです。