i-モラル日記

【安城・桜町小】資料を生かし、校内に広める情報モラル学習

公開日
2011/02/18
更新日
2011/02/18

愛知1200校の取り組み

【2年生での実践】
「さるおくんと学ぼう 情報モラルのページ」を活用し、著作権について授業を行いました。友達のアイディアを勝手に自分の作品に使ってしまうという内容で、どこがいけなかったのかをみんなで考えました。授業後の感想では、「勝手に真似されるのは自分もいやだから気をつけたい。」「使っていいか聞いてから使おうと思う。」という意見が多く見られました。
【3年生での実践】
「京都府情報モラル指導資料集」を活用し、情報の信頼性についての授業を行いま
した。学校の水道のタンクに毒が入っていると書かれた資料を子ども達に示したところ、子ども達は初め、本当のことだと思い込んで慌てていましたが、「これって本当のことかな。」という声が上がり、どうしたら良いかをグループで考えて意見を発表し合いました。「ニュースやパソコンで調べる。」「水道局に聞く。」といった意見を引き出すことができました。終わりに、この資料はうその情報であると教えて感想を書きました。「すぐに決めつけてはいけないと思った。」「確かめることは大切だと思った。」という感想が多く見られました。
【5年生での実践】
 「京都府情報モラル指導資料集」を活用し、文字のみのコミュニケーションによる
誤解についての授業を行いました。遊びの誘いのメールに対して、遠慮のつもりで「い
いよ。」と書いたものを、了解の意味で捉えられてしまったという内容の物語を話し、
なぜうまく伝わらなかったかという問題や、どう伝えたら良いかという方法についてみんなで考えました。その後、全体で意見を発表し合ったところ、「どちらの意味にも取れる言葉で紛らわしい。」「分かりやすい言葉を使うべき。」という意見が多く見られました。また、文字で伝える方法だけではなく、「直接会って話をすることも大切だと思う」という意見も見られました。