【大府・大府南中】情報モラル育成への取組
- 公開日
- 2011/02/25
- 更新日
- 2011/02/25
愛知1200校の取り組み
大府南中学校の生徒のインターネットや携帯電話の利用実態を調べるため、2009年と2010年に実態調査を行った。その結果、学年が進むにつれ、携帯電話の所有者数が増加しており、掲示板に悪口を書かれるようなネットの良くない面を経験する率も増加している。これらの結果をもとに、技術・家庭科の授業内で情報モラルの育成に取り組んだり、愛知県警サイバーパトロールの協力を受けて、情報モラルについての講演会を実施したりした。
迷惑メールの受け取り経験では、昨年に比べて今年は「はい」が9%増加している。また他人作成の掲示板利用の項目でも「はい」と答えた生徒が昨年より11%増加している。
インターネットや携帯電話の利用時間も2時間までの利用では変化はないが、「1日2時間以上、インターネットや携帯電話を操作する」生徒が09年に比べ増加している。とくにネット上の掲示板やコミュニティサイトを利用する生徒が増加していると思われる。
それにともない、ネット上で個人の悪口を書かれたりするケースも発生している。これらの結果から、授業内で情報モラルのミニドラマ(春野家ケータイ物語:NTTドコモ提供)を見せて話し合った。ドラマで起こるさまざまな携帯電話のトラブルを見て、生徒の多くが携帯電話の利用について注意しなければならないと感じた。