i-モラル日記

【東海・平洲中】保健体育科「休養・睡眠と健康」での情報モラル教育の実践

公開日
2011/02/28
更新日
2011/02/28

愛知1200校の取り組み

 本校では,これまで,警察署や地域ライオンズクラブ,あるいはNTTdocomoなどの協力を得て,全校生徒および保護者向けの講演会を開いてきました。今回は,これらのイベント的な内容のみに委ねるのではなく,教科の授業でも取り組めないかと考え,試行した実践について紹介します。
 本実践では,保健体育科の「健康な生活と疾病の予防」の授業において,休養および睡眠と健康について生徒に考えさせました。疲労の原因となる行動について考えさせる中で,コンピュータなど情報機器を使用することによる疲労の現れ方や休憩の取り方など健康とのかかわりについても取りあげました。現代的な課題であるVDT作業について事例を挙げ,学習したことを活用して,心身の疲労の予防や回復の方法について話し合わせました。
 本実践では,事前アンケートにおいて,生徒の平均睡眠時間と睡眠不足を感じるかについて調査を行いました。しかし,情報モラル教育という観点からは,コンピュータ作業や携帯電話・テレビゲームなどの過度の使用と疲労の度合いを調査した資料を用意しておけば,さらに本質にせまる授業展開ができたのではないかと考えます。
 今後も,事前・事後のアンケート調査の内容についてさらに改善し,授業展開の方法を改善しつつ,実践を継続していきたいと考えています。
 なお,本実践につきましては,情報モラル教育に関する調査研究の事業の一環として,12月1日に文部科学省調査官 森良一氏の指導のもとに行ったものです。

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