i-モラル日記

【田原・亀山小】何がいけない?

公開日
2011/03/02
更新日
2011/03/02

愛知1200校の取り組み

 2月、6年生12名を対象に情報モラル教育を行った。インターネットは、社会科での調べ学習で多く利用している。学校だけでなく、12名中10名は、家庭でもインターネットを利用できる環境にある。子供たちは、インターネットの利用方法については、動画や音楽のダウンロード、買い物や何でも調べることができるなどと利便性をよく知っている。しかし、その反面、相手が見えないというインターネットの怖さをあまり理解していない。そこで、インターネットを利用する上で、注意するべきことについて、「ネット社会の道しるべ」(DVD)のドラマ「架空請求と個人情報」を利用して、次のような流れで行った。
1.インターネットの利便性と怖さについての子供の理解度の確認
2.ドラマの視聴
 ドラマは、小学生マモルが、アダルトサイトにアクセスし、個人情報を流してしまい、架空請求が届き困ってしまう内容である。
1.架空請求が届いた原因を考える。
2.個人情報の流出による予想される被害をあげる。
3.被害にあった時の対処方法を知る。
 授業後の感想に、「今日、ネットについての授業を行いました。そこで、個人情報の大切さを知りました。僕の知らない人からメールが来たら、今日の授業を思い出してメールを返さないように気をつけたいです。他にも、架空請求が来たら、自分だけでなく大人の人や警察の人に相談して気をつけたいです。」「簡単に個人情報をネットに載せてしまうと、架空請求など悪用されることがよく分かりました。ネットは便利だけれど、一歩間違えると、とても大変なことになると分かりました。」とあるように、今回の授業で、ネットを利用する怖さ、問題が起きたときの対処方法が理解できたようである。

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