【豊根・豊根中】「親子で学ぶ、携帯電話教室」
- 公開日
- 2011/03/04
- 更新日
- 2011/03/04
愛知1200校の取り組み
豊根村立豊根中学校では、1月26日に3年生とその保護者を対象にした「携帯安全教室」を実施した。本校は全寮制であり、寮生活、学校生活において携帯で連絡をとりあう必要性が少ないことから、携帯電話を寮に持ち込むことを禁止している。また、家庭においても中学生で携帯電話を所持している生徒はほとんどいない。携帯電話を所持し始めるのは、高校生活で村を離れていくことが決まる卒業を控えた3学期後半が多い。そこで、3年生生徒やその保護者を対象に、『親子携帯電話教室』を開催し、携帯電話に関するさまざまなトラブルや問題について知らせる機会を設けた。
当日は、携帯電話会社から派遣された社員が講師となり、パンフレットやプレゼンテーションをもとに説明をしていただいた。個人情報の流出、高額請求、なりすまし詐欺、健康上の被害など携帯電話の使用による様々な問題について、親子で知ることができた。生徒は技術・家庭科(技術分野)の「情報とコンピュータ」単元で情報モラルについて学習しているが、この教室で掲示された実際に起きた事件と同じような携帯電話画像を見て、事件をより身近なものだと感じることができた。