【豊橋・鷹丘小】携帯電話に潜む危険性について学習しました
- 公開日
- 2011/03/22
- 更新日
- 2011/03/22
愛知1200校の取り組み
携帯電話への興味が高まり、家庭では実際に所持している児童もいる3年生を対象にして実践を行った。まず、チェーンメール等のスパムメールに関して、受信した被害者が転送を行うことで加害者になりうることを「春野家ケータイ物語」を利用して学習した。
授業のはじめには、「不幸になるのはいやだから、絶対転送する。」という意見だった児童は、「今までの私だったら知らないうちに悪い人の手伝いをしていたかもしれない。変なメールは来ても無視する。」という意識の変容が見られた。
次に、個人情報の保護について同様に学習を進めたが、中には、「携帯を使いすぎてお母さんに怒られたことがある。そのときは、知らない人ともチャットをしていた。」という児童もおり、話を聞いた子どもたちは「何もなくて良かったね。」、「知らない人に自分のことを教えちゃダメだよ。」などと声をかけており、学習したことが身についている様子がうかがえた。
また、携帯電話の多様化も進み、スマートフォンが登場したことで、今まで以上にお金の決済やアプリケーションの利用に注意が必要であることなどを、担任の携帯電話を実際にさわらせて体験させた。
同時に保護者の協力が必要不可欠なことから保護者へのケータイフィルタリングの啓発を行っている。