【安城・安城北部小】「情報モラル教育推進手引き」を活用した実践
- 公開日
- 2011/03/22
- 更新日
- 2011/03/23
愛知1200校の取り組み
本校では、「情報モラル教育推進手引き」を参考にして、1年から6年生まで、全学年、各学期に1時間程度の情報モラル授業を実践し、情報モラルについて学習しています。
4年生では、1学期に「肖像権と著作権について理解し、肖像権、著作権を守るためにどうしたらよいのか、適切な対応を知る」学習を行いました。資料は、「情報モラル教育推進手引き」の資料「ホームページ」を使用しました。
実際の授業の流れは次のようでした。
1 自分を書いた文章や絵を勝手に人に使われた経験についての発表
自分の描いた絵を使われた経験があるという児童が5名ほどいて、「嫌な思いをし
た。」、「その絵を早く消してほしいと思った。」といった感想を述べました。
2 資料を読んで、友だちにからかわれたけいと君の気持ちについての話し合い
「自分の書いた文章を勝手にホームページに載せられて、けいと君には何も悪いことがないので、かわいそう。」、「なぜ勝手にホームページに載せたのかが分からな。」など、ホームページに載せたことへの非難の言葉が出ました。
3 かえでさんは、他人の文章や絵を利用する際にどうすべきだったのかの話し合い
「自分の言葉で紹介すべきだった。」、「自分で写真を撮って、紹介文も自分で書くべきだった。」、「文章や写真を使うことを先にけいと君に聞くべきだった。」という意見が出ました。
4 他人の文章や写真を使いたいときの対処方法
多くの児童が、「その人に名前や写真を載せてよいか、文章をそのまま載せてよいかを許可してもらってからホームページに載せる。」という内容を書いていました。