【設楽・清嶺小】道徳「ネチケット」の実践
- 公開日
- 2011/05/27
- 更新日
- 2011/05/27
愛知1200校の取り組み
1 主題「ネチケット」
2 ねらい
・ケータイやコンピュータを使って、インターネット・メールをする場合の問題点を理解し、使用上のルールを作って守ろうとする意識を高める。
3 教材「子どもをトラブルから守るために(ケータイ安全教室 映像教材 入門編)」
4 実践
(1)はじめ
「家でメールやインターネットを使う人はいますか」と発問すると、「検索して調べます」「インターネットで調べます」「学習ゲームをする」が、子どもたちからあがった。そこで、「インターネットやメールを使うときのルールやマナー『ネチケット』について学習しましょう」と投げかけ、DVDの視聴を促した。
(2)なか
各チャプターにおいて出題される「違法サイトから音楽をダウンロードしてもいいの?」「知らない間に人を傷つけているかも?」「個人情報を公開してもいいの?」などを3択クイズ形式で答え、肖像権や著作権について学んでいった。その中で『してはいけないこと』について考えさせた。例えば「乗り物の優先席付近では、ケータイの電源を切ってください」という内容を取り上げ、どうしてかを話し合った。子どもたちは「うるさいと迷惑だから」「大事な話が聞けないから」「音が気になって自分のことに集中できないから」と予想を発表した。「実は体の中に機械を入れている人がいます。ケータイの強い電波は、その働きを狂わせてしまい危険だからです」ということがわかると、全員が「ええ、知らなかった」と声をそろえて驚いた。
(3)おわり
問題点に気づいた段階で、学校のインターネット使用のルールを作った。全員が一つずつこれは必要だというルール・マナーを出し合った。最後に感想を発表した。「今まで知らなかったケータイの裏の顔がよくわかった」「法律で決まっているのに、知らなかったことがわかった」。この実践でこれからのネット世界で必要となるルールを子どもたちが共有できたことは、情報社会を生きるために有意義であった。