【新城・東陽小】ケータイ電話とインターネットのモラルについて考えよう
- 公開日
- 2011/05/31
- 更新日
- 2011/05/31
愛知1200校の取り組み
本校では、年々増えているケータイ電話のトラブルやインターネット犯罪に備え、毎年6年生を対象に情報モラル教育の実施を位置付けている。本校の6年生は、すでに6名の児童がケータイ電話を持っており、中学進学に向けケータイ電話を所有する児童も増えると予想されるだけに、情報モラル学習は欠かせないと言える。
今年度は5月23日(木)、情報教育に詳しい本校教諭を講師として、「情報モラル学習(ケータイ電話・インターネット安全教室)」を行った。教材には、携帯会社から学校に配布された「ケータイ安全教室(第3版)映像教材」を使用した。DVD映像を活用しながら、情報を発信・受信する際のルールやマナーを知るとともに、インターネット上に個人情報を流すことの危険性や、なりすましなど悪意のある相手への注意などについて学習した。
児童は、DVDを見たり、教師の話を聞いたりするなかで、ケータイ電話やインターネットの便利さの裏側には、事件に巻き込まれたり、逆に人を傷つけたりする危険があることに気づくことができた。また、DVDにあるクイズ(ケータイのカメラで撮ってはいけないものは何か、等)に答える中で、今後どのようにケータイ電話やインターネットとつきあっていくかについて、考えることができた。以下は、児童の感想である。
【児童の感想】
・私は、ケータイをほしいと思っていましたが、危ないことがたくさんあることが分かりました。また、病院や電車の中ではでケータイを使わずマナーモードにする、音楽を聴くときには音がもれないようにするなど、使うときのマナーなども知ることができ、よかったです。
・私は、知らない人からメールなどがきたら無視し、すぐに消せばよいことが分かってよかったです。
・変なページやサイトは、おもしろそうでも開いてはいけないことが分かりました。
・私は、今までお店のものの写真をとっていましたが、これからは、著作権とか肖像権について、特に気をつけたいと思いました。
・ブログの写真やメールの自己紹介などは、他の人の写真を使っている可能性があるから、勝手に信用してはいけないし、ましてや、相手と会ったりしてはいけないことが分かりました。
・僕は、この授業でケータイ電話やインターネットのこわさがわかりました。特に、個人情報をもらすと、犯罪にまき込まれる危険があることが分かったので、気を付けたいです。
・私は、自分のケータイを持っているけれど、自分だけでなく、お父さんやお母さんにも、今日勉強したことを教えたいと思います。また、メールやインターネットを使い過ぎるとお金がかかるので、むだ遣いをしないように気をつけたいです。
・さっきまでは、早くケータイがほしいと思っていたけれど、買うときは、親と相談したいと思います。