【岡崎・夏山小】「携帯電話を『正しく使う』ってどんなこと?」
- 公開日
- 2011/06/16
- 更新日
- 2011/06/16
愛知1200校の取り組み
本校では、ほとんどの子は自分専用の携帯電話を持っていないが、中学進学と同時に携帯電話を所持する子が増える。高学年の子どもからは「携帯電話が欲しい」「中学校へ行ったら携帯電話を買ってもらえる」という声を度々聞く。
そこで、6年生の子ども達を対象に正しい携帯電話の利用について学ぶ機会を設けた。「事例で学ぶNetモラル」を使い、最初に「携帯電話を『正しく使う』というのはどういうことか」について考えさせた。映像クリップを視聴させた後、まず、子ども達に「携帯電話の便利なところと気をつけなければいけないところ」を話し合わせた。携帯電話の長所・短所を一覧にすると、子ども達自身で携帯電話は目的を持って使うことが大切であることに気づくことができた。
次に、今後頻繁に使うと想定されるメールの機能を取り上げた。もし自分の元にチェーンメールが届いたらどうするかについて子ども達に考えさせた。一通り意見が出た後、メールがどんどん広がっていく様子を表した図を見せると、子ども達から、安易な気持ちでメールを転送すると怖いことになるという感想が出た。
携帯電話はおもちゃではなく、目的を持って使う道具である。子ども達はこの授業を通して、理性を持って携帯電話を使っていくことが大切であると理解したようだ。