【小牧・小牧中】個人情報管理についての学習
- 公開日
- 2011/07/01
- 更新日
- 2011/07/01
愛知1200校の取り組み
小牧中学校では,6月に2年生の学級で個人情報管理についての学習を行いました。
携帯電話の番号とメールアドレスが書かれた紙を廊下で拾ったことを生徒に伝え,もしもこの紙を学校の外で落としていたらどうなるか,という想像をさせて意見交換をしました。そこでは,「いたずら電話や嫌がらせメールに困る,サイト登録やお金の不当請求などに悪用される」などの意見が出ました。
次に,『友達から教えてと頼まれて紙を渡したのに,それをなくされてしまった』という状況を話し,友達に教えるべきではなかったのだろうかという投げかけをしました。初めは「なくされると嫌だから教えない方がよい」「友達からのお願いだから断れない」といった意見が出ていましたが,時間が経つにつれ,どのように伝えるべきかという内容に変わっていきました。
・直接会えるなら,赤外線通信で送りあう
・番号とメールアドレスを,共通の友人を介してメールで送る
最後に,今回のような個人情報漏れを起こさないために「誰が,どうするべきか」という意見を出し合い,授業を終えました。
・教えてもらった人がもらった紙を厳重に管理すべき
・教えてほしいと思っている側が自分のアドレス教えて,そこに送ってもらえばよい
・二人が直接会って交換すればよい
〔授業後の感想〕
・自分が相手の情報を管理するときにはしっかり責任をもっておかないといけないと思いました。それに,みんなで話し合うといろいろと意外な意見も出て一人では考えつかないことまで出るんだなと思いました。
・メールアドレスのことは自分もすごく身近に感じるので,今までやってきたことを振り返ってみて意外に危険なことをしていたんだと思いました。これからは,教えたその先のこととかを考えて行動しようと思いました。