【刈谷・小垣江東小】危険なページに出会ったら
- 公開日
- 2011/07/08
- 更新日
- 2011/07/08
愛知1200校の取り組み
子どもたちとの会話の中で、インターネットを使って動画や画像を見たり、いろいろな情報を調べたりしているということをよく聞く。しかし、中には本当に子どもが見て良いものなのか、心配に感じるようなものもある。そこで、子どもたちに、危険なページとはどんなものかを知らせ、そのようなページに出会ってしまった時の対処法を身に付けさせたいと思い、このテーマを取り上げた。
まず、子どもたちの現状をつかむために、アンケートを行った。全体の8割の子がインターネットをよく使っており、ゲームをしたり、漫画や動画を見たりしている子が多いことが分かった。さらに、インターネットを使う上で困った事を聞くと、「大人向けのページや、開くのに制限があるページがあって、見て良いものか判断に困った」「クリックしたら、分からないページがたくさん開いて、ウイルスかと思い困った」と答えた子がいた。
そこで、「事例で学ぶNetモラル」から、危険なページに出会ってしまった子どもたちの事例を見せ、どうするべきかを考えさせた。子どもたちは、「先生や親に相談する」「周りの友達が見たいと言っても、すぐに前のページにもどる」や、「見たい気持ちもあるけれど、その気持ちに負けない」と答えた。また、今回の事例に出てきたページ以外にも危険なページが数多くあることを伝えると、「残酷な画像とかあるよ」「個人情報が知らない人にもれてしまう危険もあるよ」などと教えてくれた子もいて、周りの子も、「そんなものもあるんだ」と、驚いている様子であった。
最後に、危険なページに出会ってしまった時の対処法が身に付いたか、ドリルを使って確認した。全員が正しい判断ができるという結果が得られた。また、授業の感想からも、多くの子が、「自分でしっかりと判断をし、危険なページは絶対に開いたり見たりしないようにする」という気持ちを強くもてたようであった。
【刈谷・小垣江東小】資料