【春日井・坂下中】情報モラル授業(チェーンメール)
- 公開日
- 2011/07/19
- 更新日
- 2011/07/19
愛知1200校の取り組み
東日本大震災をふまえ,技術科の授業(2年生)で情報伝達マナー(チェーンメール)を考えました。
最初に,いろいろなパターンのチェーンメールを紹介しました。恐怖心をあおるものだけでなく,読んで楽しいものや,実験を装うもの,善意を呼びかけるものなど,チェーンメールとは思えない内容も含み,みんなで話し合いました。
恐怖心をあおるメールや,犯罪に使われそうなメールは,皆が「やってはいけない」という意見でしたが,善意を呼びかけるメールは,意見が分かれました。転送するのに賛成の生徒からは,「役に立つならよいのではないか。」「重要な情報なのだから止めてしまう方がよくないのではないか。」「まず,本当の情報かどうかを確かめた後,転送するのはよいのではないか。」といった意見があがりました。
そこで,実際に善意のチェーンメールを転送することによって起こった混乱や迷惑を紹介し,チェーンメールは転送しないという原則を確認しました。
最後に,東日本大震災の後,実際に回った善意のチェーンメールを紹介し,非常時におけるメールの重要性にふれてまとめとしました。