i-モラル日記

【刈谷・依佐美中】保護者・生徒を対象にした情報モラル向上の取り組み

公開日
2011/07/21
更新日
2011/07/21

愛知1200校の取り組み

 依佐美中学校では、数年おきに保護者を対象とした「ケータイ安全教室」を実施しています。近年、携帯電話を媒体とした犯罪に子供たちが巻き込まれる事件が増えています。また、携帯電話を持つことで犯罪の加害者になってしまうこともあります。「うちの子に限って…」という思い込みを廃して、実際にどのようなトラブルが身の回りで起きているのかを、具体例をもとに保護者に伝えています。
 また、2年生を対象に「正しい情報の活用の仕方」を技術科の授業で実施しました。本校の生徒も2年生になると携帯電話の所有率が高くなっており、自分のプロフやブログを開設している生徒も少なからずいます。安易に情報を公開することがどのようなトラブルを生むかを、グループでの話し合いを通して考えました。また、着うたなどのダウンロードについても、「タダでできるならその方が良い」と考えている生徒も多くおり、著作権の侵害によって多額の賠償請求をされる可能性があることも学習しました。
 授業後には、「何の気なしに自分のことを公開していたけど、不特定多数の人が見ていると思うとやっぱり怖いと思った」「着うたなんかはタダが当たり前と思っていたけど人の作品なんだから勝手に使うのは泥棒と同じだということが分かった」という感想を持つ生徒が多く見られました。