【江南・古知野南小学校】特別支援での情報モラル教育
- 公開日
- 2011/07/26
- 更新日
- 2011/07/26
愛知1200校の取り組み
本校の特別支援学級は知的・情緒の2クラスあります。学級の児童達がパソコンに興味をもち、将来パソコンを利用した仕事をするようになったときに、少しでも役に立てばという思いで、週1回、情報機器を使ってスピーチの発表をしたり、コンピュータルームを利用したりしています。
コンピュータルームでは、主にタイピングの練習をしています。中にはタイピングがぐんぐん上達して、とても速く打てる子もいます。それが終わると「ごほうびタイム」があり、パソコンで自分が見たいサイトを自由に見ることができます。
障がいがある子どもの中には、性に対しての興味を中学年からもち始める子がいます。当然、学校のパソコンは規制をかけていますが、無料で動画を視聴できるサイトの中には、規制をかけるほどではないが、児童が閲覧するものとしては認めがたい内容のものもあります。きっかけは自分の興味のある動画を見ていたのでしょうが、いろんな動画を見ていく内に偶然たどり着いてしまったのかもしれません。しかし、そうだとしても、その動画を毎回見ていれば、規制がかけられていない家庭のパソコンなどで他の性的な内容を検索し始め、有害なサイトや、不当な請求をされるサイトにたどりつく可能性も考えられます。そこで、学期に1回、有害なサイトの危険性や検索をするときの注意などをするようにしています。偶然そういったサイトにつながり、知らずにクリックしたとしても、知らないではすまなくなり、家族の方にとても迷惑をかけることになるということも含め、わかりやすく指導しています。