【安城・桜町小】資料を生かし、校内に広める情報モラル学習
- 公開日
- 2011/08/31
- 更新日
- 2011/08/31
愛知1200校の取り組み
<5年生での実践>
携帯電話を持った時、トラブルに巻き込まれないために、チェーンメールについての授業を行った。ペットの引き取り手を探すチェーンメールの文面を児童に配り、このメールは嘘の内容のチェーンメールであることを教え、他にも脅迫する内容のものや、部活を応援する内容のチェーンメールを紹介して、送られてきたらどうするかを話し合った。
次に、どうしてチェーンメールが作られるかを考え、なぜチェーンメールはいけないかを全体で話し合った。最後にメールの仕組みについて話をして、一度に大量のメールが送信されることで起こるネットワークの混乱について話し、内容ではなくチェーンメールを送る行為自体がいけないことを説明した。
授業の感想では、「送られてきたら回さないで消すようにする。」「どんな内容でも、○人に回してくださいと書いてあったらチェーンメールであるということが分かった。」という記述が多く見られた。
<6年生での実践>
携帯電話の機能やマナーについて学習した後に、携帯電話にはたくさんの個人情報が含まれていることを確認した。そして、どうしたら個人情報を守れるか、気をつけなくてはいけない点は何かをDVD教材を視聴して話し合った。気をつけなければならない点が分かりやすい映像だったので、「知らない人にメールアドレスを気軽に教えない。」「なくさないように気をつける。」「パスワードなどでロックをしておく。」という意見が多く出された。
また、チェーンメールなどの問題についても、映像の中で触れられており、どのような内容でも送ってはいけないことを確認した。授業後の感想では、「携帯電話は、個人情報のかたまりだから気をつけなくてはいけない。」「パスワードやロックの機能を使っていこうと思う。」といった意見が多く見られた。