【稲沢・稲沢北小】情報モラルに関する授業
- 公開日
- 2011/09/22
- 更新日
- 2011/09/22
愛知1200校の取り組み
本校でも、携帯電話やインターネット等、情報機器に興味を示す児童は多い。高学年ともなると、携帯電話の所有率も徐々に高くなってくる。中には、低学年の頃から所有している児童もいる。
夏休み、子どもが一人で過ごす時間も増えるため、何かと心配の種も尽きない。不審電話に遭遇したり、携帯電話やインターネット等にふれたりする時間も増えると考えられる。そこで、高学年を対象とし、夏休み前に、携帯電話に潜む恐ろしさに関する授業を行った。
目と目を合わせない、相手の表情を確認しない自分勝手な内容のメール、ブログ、掲示板への書き込みにより、相手の心を傷つけるような事例、軽い気持ちから他人の悪口や誹謗中傷等のいじめにつながるチェーンメールの事例等を紹介しながら、何がよくないのか、どうすべきなのか、使い方も含め考えさせながら、授業を展開した。携帯電話は様々な情報を得たり、情報を発信したり、買い物もできたり、大変便利なものとなってきた。しかし、その反面大きな危険性ももっていること、また、学校のインターネットにフィルタリング機能があることについても考えた。危険性のあるサイトに接続しないことの大切さを確認した。
授業を終えた児童の感想に「携帯電話は便利だけど、こわいものだと知った。」「使い方を間違えると、自分だけでなく人に迷惑をかけることもあることを知った。」などがあった。今回の授業を通して、多くの児童がモラル意識をもったのではないかと考える。
今後も情報教育を行い、情報モラルを高めていきたい。