【大治町・大治中】情報モラル授業実践について
- 公開日
- 2011/09/29
- 更新日
- 2011/09/29
愛知1200校の取り組み
指導者:神田 祐太郎
対 象:大治中学校3年生 345名
期 間:前期 技術・家庭授業(技術科)計8回
教 材:春野家ケータイ物語 (制作:株式会社NHKエデュケーショナル)
〈指導計画〉
第1回 ルールやマナーを守る
目標 いつでもどこでも使えるケータイだからこそ守るべきマナーがあることに気づき、自由と責任の関係をふまえて公共的な意識を高めることの大切さを理解する。
第2回 安全な利用とルール作り
目標 ケータイの使い方によっては生活のリズムをくずし健全な生活に支障をきたす場合があることに気づき、ケータイの使い方について家庭で話し合い、ルールを作ることの大切さを理解する。
第3回 個人情報の保護
目標 ケータイには迷惑メールや個人情報を取得することが目的のアンケートなどが送られてくることに気づき、また迷惑メールを受け取らないための方法を、その理由も含めて理解する。
第4回 相手を思いやるコミュニケーション
目標 メールは文字に込められた思いまで伝えることができるという良さに気づくとともに、ケータイを活用して取得した情報を生活に役立てる方法を理解する。
第5回 責任ある情報発信
目標 情報発信の際には著作権や肖像権など守るべきルールがあることを知り、情報を発信する際には責任が伴うことを理解する。
第6回 情報の信憑性
目標 インターネットの情報には正しくないものがあることに気づき、他のメディアの情報と比べたり発信元を確かめたりすることが必要であることを理解する。
第7回 電子商取引のルール
目標 ネットショッピングやオークションの利便性と注意点に気づき、電子商取引でだまされたり、被害にあったりしないための方策を理解する。
第8回 掲示板の使い方
目標 掲示板などで誹謗中傷された人の気持ちを想像し、ネットいじめを受けた場合の正しい対処法を理解するとともにいじめを絶対許さない心情や態度を育てる。
〈情報モラル指導モデルカリキュラム〉(文部科学省との対応)
1、情報社会の倫理 第4回授業 第8回授業
2、法の理解と遵守 第1回授業 第5回授業
3、安全への知恵 第2回授業 第3回授業
4、情報セキュリティ 第3回授業 第6回授業 第7回授業
5、公共的なネットワーク社会の構築 第1回授業 第8回授業