i-モラル日記

【稲沢・祖父江中】技術科で情報モラルの授業を行いました

公開日
2011/10/03
更新日
2011/10/03

愛知1200校の取り組み

 「情報モラル」については、知識的なことを習得させる面と、いわゆる道徳的なモラルを考えさせる面とがある。本校では、3年生の技術科の「D情報に関する技術」の領域において、「情報モラル」についての知識の習得と道徳的なモラルについて考えさせる学習を行った。
 事前アンケートの結果から、生徒たちは情報通信ネットワーク媒体として、コンピュータよりも携帯電話のほうを圧倒的に多く利用しているという実態が分かった。そこで、NTTドコモから配布されている「ケータイ安全教室」というDVDによる映像教材を資料として用いることにした。
 授業では、まず情報通信ネットワークを利用した際に起こったトラブルなどを発表させ、問題意識をもたせた。そして、ドラマ映像を見ながらトラブルの内容を確認し、トラブルの原因と防止法について各自で考えさせた。それをもとにグループで話し合わせ、その結果をホワイトボードにまとめさせた。それを黒板に貼り、各グループで共通するキーワードをピックアップし、「掲示板に書き込む際、『冗談だった』は通用しない」「匿名であっても、掲示板の書き込みには責任をもつべきである」などとまとめをした。
 授業後の感想には、「ネットワークは便利だがトラブルにならないように慎重に使いたい」「匿名だからといって掲示板に無責任な書き込みをしてはいけないということが分かった」などとあり、ネットワークを利用する際の影の部分について考えさせることができた。

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