【豊田・藤岡中】 ほんとうに今携帯は必要?
- 公開日
- 2011/10/03
- 更新日
- 2011/10/03
愛知1200校の取り組み
アンケートを取ると、本校生徒も携帯電話の所持率は年々増加し、様々な今日的問題を経験している生徒がいる。「7万円も通信料の請求が来た。」「1日に50件くらいメールのやりとりをする。」「好きな子の写メを友達に送った。」など、多岐にわたる問題である。毎年、携帯電話やインターネットの安全な使い方やモラルに対する啓発を行い、情報モラルの授業も実施しているが、心配は尽きない。このような実態を踏まえ、3年生の全クラスの道徳で、「将来、自分の子どもが携帯を欲しいと言ったらどうしますか。」というテーマで話し合いを行った。
事前アンケートで、携帯を所持していない生徒の多くが、早く携帯が欲しいと答えていた。ところが、自分が親の立場になって考えると、高校生になってから買い与えるとか、約束事を決めて持たせるなど、自分の欲求とは異なった発言をしている生徒が見られた。親の立場になって考えてみると、初めて気づくことがあったようだ。
携帯の使い方やマナーなど、意識の向上が図られることを期待して実施した。また、授業の中で、「春野家ケータイ物語」の「忘れずにマナーも一緒にけいたいしよう」を視聴することで、話し合いの視点を広げることができた。