i-モラル日記

【西尾・西尾小】チャットについて考える

公開日
2011/11/17
更新日
2011/11/17

愛知1200校の取り組み

 本校では4月に、登下校の安全を確保するために、携帯電話や防犯用ホイッスル、GPS携帯電話を所持している児童数を調査している。また、携帯電話やパソコンでのトラブル防止のために、家庭で携帯電話やパソコンを利用している児童数を調査し、防犯・情報モラルの意識向上の指導に生かしている。
 今年度の5年生にアンケートをとったところ、16%の子が自分の携帯電話を持っているという結果であった。子どもたちの話題として携帯電話に関するものも多く、家族や友達とメールをしたり、少数ではあるがブログに書き込みをする児童もいる。
 保護者にもアンケートをとったところ、子どもに携帯電話を持たせることについて、「まだ早い」という意見に対して、「友達との関係を保つためなら仕方ない」という意見も見られた。携帯電話の使用についてはほとんどの家庭でなんらかのルールを設けているが、メールやチャットのトラブルは、これからも起こりうることである。
 そこで、チャットについて考える授業を行った。「事例で学ぶNetモラル」(三省堂)の「A—07ついつい熱くなって・・・」の事例を取り扱った。話し合いの中で、「いろいろな人に情報を伝えることができる」等のメリットがある反面、「相手の姿(表情・動作)が見えない」「笑わせようと思って言っても、相手にとっては嫌がらせになることもある」などのトラブルが起こりうるので、気をつけなければいけないと気づくことができた。