i-モラル日記

【知多市教育委員会】1 「情報モラル」に関わる授業研究会を行いました

公開日
2011/11/22
更新日
2011/11/22

市町村教委

 知多市教育委員会では、昨年度はコンピュータ部会を中心に校内情報安全システムやセキュリティポリシーに関する研修に取り組んできました。今年度は、情報モラルに関する授業研究の研修とICTに伴う研修を進めています。
 平成23年11月18日、知多市立岡田小学校において、市内コンピュータ部会による情報モラルに関する授業研究会を行いました。小学6年生の1学級を対象とし、「インターネットの落とし穴」をテーマとした授業でした。事前の実態調査から携帯電話を持っている児童は23%、インターネットを家庭で使用している児童は91%であり、大部分の児童がインターネットを活用していた。そこで、自作の擬似体験用HPを作成し、それを疑似体験させることから、インターネット上の情報の信頼性や情報を正しく見極める力をつけさせることを目的に、授業が行われました。
 今回の実践は、調べ学習をインターネットで行っている児童にとって、その情報の信憑性を考えさせるための取組として大変有効でした。自作のHP教材は「飢餓」をテーマとし、最初の画面で貧しい国の子どもの実情を訴え、次のサイトへ入る仕組みとなっています。各サイトに入ると様々な問題に気づくように工夫され、正に、ネットの擬似的体験からその問題について気づかせていく工夫された教材が活用されていました。研究協議会では、各学校において児童生徒の実態に合わせ、これらのコンテンツを共有・活用し、さらなる実践を進めていくことを確認しました。

(2に続く)

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