【大治・大治南小】携帯電話・インターネットの使い方
- 公開日
- 2011/11/29
- 更新日
- 2011/11/29
愛知1200校の取り組み
本校の6年生の携帯電話保有率は約50パーセント。インターネット使用可能環境が家庭にあるものは95パーセントとなっている。ほとんどの児童が情報ツールを使ってメールやネットゲームやチャットを楽しんでいる。以上の実態をふまえ、児童からそれらのツールを遠ざけるのではなく、その正しい使い方を学ばせ、より有効な使い方を指導する必要があると考えた。
本校もご多分に漏れず掲示板における悪口の書き込みや、メールでの意思の疎通が十分できなかったことが原因での友人間のトラブルが起こっている。今回、情報ツールがもつマイナス面も理解させ、気づかせる必要があると考え、保護者も共に考えることができる学校公開日という場を選び、授業を実施した。
教材としては、東京書籍の「情報モラル」を使用した。まずは、電子掲示板でのルールとマナーを学習した。いったん掲示板にのった言葉は、自分の意思を離れて増殖していくこと、後に完全には抹消できない恐ろしさがあることを教えた。
次に、メールにまつわるトラブル回避の学習を行った。文字だけの表現では相手に本意が伝わらないときがあること。すぐに返信しなければ友情にひびがはいるという恐怖心から携帯依存症になる危険性まで話を進めた。その中で、メールや掲示板等については、相手の立場に立つことの大切さや、日常やってはいけないことを情報ツールでも同様にやってはいけないということを児童は、十分理解できたと感じた。
今後は、ネットゲームやソーシャルネットワークへの指導も予定している。
【大治・大治南小】資料1
【大治・大治南小】資料2