【大府・大府中】中学生が陥る携帯電話のわな
- 公開日
- 2011/12/07
- 更新日
- 2011/12/07
愛知1200校の取り組み
現代の多機能な携帯電話を利用することで、その利用者は時に加害者、被害者となる。ブログ、ツイッター、出会い系、掲示板、著作権、肖像権など、人を傷つけ、犯罪となることは無数にある。またそこに巻き込まれる可能性は全員にある。そこで本校では、NTTドコモから専門家を招き、「ケータイ安全教室」を行った。
その中で、ブログを開設した中学生の女の子が、学外の子や知らない大人とコミュニケーションを取るようになった結果、麻薬の常習犯になってしまった例を取り上げ、不用意にインターネットのサイトで他人とコミュニケーションを取り、会うことは大きなリスクを背負うことを学んだ。
その他にも、携帯の「写メ」で何気なく風景を撮った時、知らない人が写っていた写真をブログ等で公開したら肖像権違反になること、掲示板での誹謗中傷や、犯行予告は「脅迫罪」となることを教えてもらった。
しかし近年、情報モラルの必要性が叫ばれる中、携帯電話の進化が早すぎて注意しなければならないことがあまりにも多くなった。国の法律でさえ追いつかない現状で、子どもが全てを把握し、注意することは至難である。その中で1番大切なことは「情報モラルを学ぶ姿勢」である。今回はそこをしっかり伝えてもらい、学ぶことができたと感じている。