i-モラル日記

【一宮・宮西小】情報発信するときのルールやマナーについて考えよう

公開日
2011/12/08
更新日
2011/12/08

愛知1200校の取り組み

 本校の現職教育のテーマは「他者と共によりよく生きる子どもの育成」である。よりよく生きていくためには、人とのかかわりや規範意識の向上が、必要不可欠なものであると考え、本年度はソーシャルスキルトレーニングや各種行事などを手立てとして、かかわりあう力を育てている。また、集団生活を送るうえでのルールやマナーについても学んでいる。
 6年生では、その一つの手立てとして、肖像権や著作権を題材(参考文献)にした授業を行った。本校でも近年、ブログなどネット上での人間関係のトラブルが起きている。そこで、これらの実態をもとに、情報発信をする時に気をつけていくことは何かについて、子どもたちの話し合いを通して、考えさせていく授業を行った。振り返りの場面では「ネットは便利だけど、こわいので肖像権や著作権を意識していきたい。」「周りのことを考えて情報を発信していきたい。」など、ルールやマナーを意識し、情報発信していこうとする子どもたちの感想が多くみられた。
 これからも、6年だけではなく各学年とも、情報モラルの意識が向上する取り組みを進めていきたい。そして、私たち教職員も、ホームページや文書を通した外部発信をしていく際、子どもたち同様、肖像権や著作権に対してより高い意識をもって取り組んでいきたい。

【参考・引用文献】
情報モラル教材 春野家ケータイ物語 32・33ページ 2009年2月 
独立行政法人メディア教育開発センター