【小牧・北里小】どんなメールを送ればいいのかな
- 公開日
- 2011/12/09
- 更新日
- 2011/12/09
愛知1200校の取り組み
小学生から携帯電話を持ち始めるようになり、本校でも4年生から「携帯電話を持っているよ。」と言う子が出てきました。それに伴い、携帯電話による友人関係のトラブルが発生する可能性も出てきます。メールの使い方やWebサイトの危険性を教えるためには、まだ携帯電話を持っていない子や、その保護者も対象に授業を見ていただく必要があると考えています。
本校では学校公開日が土曜日に設定され、多くの保護者に参観していただいています。今回はその学校公開日に授業に取り組みました。
本年度の夏からコンピュータルームのパソコンが入れ替わり、SkyMenuから仮想携帯電話を使用することができるようになりました。その仮想携帯電話を用いて、学校で起きたトラブルが原因で学校に来なかった友達に、どのようなメールを送信するのかという授業を行いました。一言だけの文章では、励ます気持ちを込めることができず、受け取った子はどのような気持ちになるのだろうでしょうか。保護者の方にも子どもの近くに来ていただき、一緒にメールの文章を考える中で、気持ちをこめた文章を作成することの難しさを感じていただきました。
授業後の子どもの感想からは、「相手を嫌な思いにするメールを送らない。」「変な言葉を送ったりしないようにする。」「言葉づかいに気をつける。」といったものが挙げられました。今回の取り組みから、保護者の方にも子どもと一緒にメールの送り方について家庭で話し合うきっかけになればと思います。また、他学年においても継続して指導していきたいと思います。