i-モラル日記

【一宮・三条小】携帯電話のルールやマナーを学習しています

公開日
2011/12/13
更新日
2011/12/13

愛知1200校の取り組み

 本校では、情報モラル教育を低・中・高学年の3つのグループに分け、クラス単位で随時行っています。1、2年生では、コンピュータの使い方を、3、4年生では、著作権やインターネットを使うときの約束ごとを、5,6年生では、掲示板や携帯電話など、コミュニケーションツールの使い方の約束ごとを学習できるようにしています。
 本校の実態で、6年生のある学級においては、携帯電話を使ったことのある児童は半分を超え、自分の携帯電話をもっている児童も5〜6人いるということからも、6年生では「携帯電話のルールやマナー」について学習できるように教材を用意して、クラス全体で、携帯電話の使い方を考えることにしました。
 まず、危険事例が入っているスライドを見て、携帯電話を使ってメールやインターネットをするときの危険について学習をしました。次に、出てきた事例に「身に覚えがある子がいるのでは?」と聞いてみました。すでに携帯を使っている児童は「チェーンメールを受信したことがある」と発表し、それを聞いていたほかの児童も、「本当にあるんだ」と驚きを示しました。
 特に、メール機能は家族間の連絡や友だちとのやり取りに使っている児童もいることから、「チェーンメールは転送しない」、「不審なメールには返信しない」といったルールを全体で確認しました。
 学習を終えた後のふりかえりカードからは、「携帯電話を使うときは注意することがたくさんある」とか「私には携帯はまだ早いのかな?」とか、「親にほしいといったときに、ダメと言われたわけがわかった気がした」という感想が書かれており、携帯電話をこれから使っていこうとする子どもたちの中に「モラルの意識」が高まるきっかけになったと、感じさせる授業となりました。

【一宮・三条小】資料