【新城・海老小】親子でゲームについて考えました
- 公開日
- 2012/01/04
- 更新日
- 2012/01/04
愛知1200校の取り組み
子どもたちを取り巻く生活環境には、PCや携帯電話、テレビ、ビデオなど、多くの情報媒体があふれている。これらの媒体から配信される情報は、使用者の興味関心をかき立てるものが多く、流されると生活のリズムを崩しかねない。子どもたちの中には、朝、定時に起きられない子がいたり、課題をやってこられない子がいたりする。
子どもたちは、生活を振り返り、「5時間以上ゲームを続けたことがある。」や「ビデオやテレビを12時過ぎまで見たことがある。」との応えがあった。また、平日はさほどではないが、休日ともなると家族が夜型の場合、大人の影響を受ける子どもの存在が明らかになった。
小学校では、情報を安全に扱うために、「大人と一緒に使う」「大人に意見を求める」など、大人との関わりが必要である。そこで、親子で「ゲームについて考える」機会をもった。実際にゲームをして、どんなところを抑制しなければいけないのか、親子で考え、「時間を決めてゲームをしたり、テレビやビデオを見たりする。」、「夜遅くまで起きていない。」、「宿題を終えてから」など、約束やきまりをつくった。また、その際に、ゲームの危険な面を保護者に知ってもらうため、保護者のみその場に残っていただき、児童にとって好ましくないゲームの例を提示し、年齢に合ったものを子どもと一緒に選ぶようにしていただいた。
親子で生活を見つめる機会になるとともに、最新のゲーム事情や悪影響を及ぼしかねない恐れのあるものへ目を向けていただくよい機会になった。