i-モラル日記

【南知多・内海小】透明マントがあったら何をする?

公開日
2012/01/11
更新日
2012/01/11

愛知1200校の取り組み

 12月19日(月)に、4年生を対象に、情報モラルの授業を実施しました。講師として町情報教育アドバイザーの本田幸男氏を招き、インターネットや携帯電話を使用する際の危険性について学びました。
 本田氏は、「ここにドラえもんがいて、ポケットから透明マントを出してくれたとします。みんなは、この透明マントがあったら何をする?」と児童に問いかけました。すると、「万引き」「強盗」など悪いことも児童の口から出てきました。
 「人間は透明人間になると、つい悪いことをしてしまいたくなるもの。ネットの世界では、誰もが透明マントを着ているようなものであり、簡単に相手を傷つけることができてしまう危険性がある。」ということを教えていただきました。そして、児童が被害に遭いそうな事例をいくつか挙げ、どのように対応したらよいか説明してくれました。
その後、実際にチャットの体験をしました。初めは、意味のないような文字を並べてアップしていたのですが、それはチャットの部屋を荒らしている「荒らし」という行為になってしまうことを知りました。会話を楽しむ場所としてのマナーを守らなければならないことが分かり、ネット上でのマナーを守った会話の仕方を経験することができました。
 便利なパソコンや携帯電話も、使い方を誤れば、恐ろしい事件に巻き込まれる道具に変わってしまうこと、ルールやマナーを守ってパソコンや携帯電話と正しく付き合っていくことの大切さを実感できるよい機会となりました。