【豊田・敷島小】ネット社会で生きるために
- 公開日
- 2012/01/23
- 更新日
- 2012/01/23
愛知1200校の取り組み
12月に5年生を対象に情報モラルの授業を行った。テーマは「ネット社会で生きるために」である。携帯電話の普及やインターネットの利用がしやすくなったことなどが影響して、ネット上でのトラブルに子どもたちが巻き込まれることも少なくはない。そのようなトラブルから自分を守るために必要なことを学んだ。
今回は「ネット社会の歩き方」という教材を使い、
1 ネットで人のことを書き込むとどうなるか
2 勝手に音楽などをコピーするとどうなるか
ということについて学習した。
1については、軽い気持ちで書き込んだことからいじめなどのトラブルにつながることを学んだ。ここでは過去に小学生が被害者にも加害者にもなった事例を紹介し、自分でどちらにもならないように気をつけないといけないことを学んだ。何気ない書き込みだと思っていても、インターネット上ではだれが見ているか分からないので、何を書き込んでも言いというものではないことや、文章の内容によっては個人的な攻撃になり、人権侵害にもなることを気をつけたい、という感想があった。
2については、音楽やゲームソフトなどの著作権について知り、取り扱いなどで侵害にならいかどうかを注意することを学んだ。特に音楽CDについては自分で楽しむ範囲であれば構わないけれども、借りたものでまた他の人に貸したり売ったりすることは禁止されていることを知ることができ、これからの参考になったという感想もあった。
どちらも何気なく家庭などで行っていることであり、ひとつ間違えると取り返しのつかないことになりかねないことであるので、これからネット社会で生きていくために私たちが心がけておくべきことを学習することができた。児童からは、自分自身が被害者にも加害者にもならないために、十分気をつけていきたい、という感想があった。また、小学生でも危険な目に会うこともあることを知り、少しこわかった、という声もあった。このことをきっかけに健全にネット社会を楽しんでほしいと思った。