【安城・明祥中】チェーンメール
- 公開日
- 2012/01/31
- 更新日
- 2012/01/31
愛知1200校の取り組み
1年生の生徒は、普段の生活でメールを利用する生徒が多い。そこで、チェーンメールの危険性について理解し、安易に転送してしまう生徒が出ないことをねらいとし、授業を行った。
導入で、転送しなければ交通事故に遭う、呪いがかかるという内容のチェーンメールについて考えた。展開として、さらに、3件のチェーンメールについても考えた。2件のメールから、メールアドレスや具体的な人名・地名が明記されていれば、チェーンメールではないと判断するという実態を得た。また、3通目のメールについては、血液が足りず命の危険にさらされており、大至急献血を呼びかけるため、転送して欲しいというメールに対して、8名の生徒が「人として、命を助けなければならない」、「病院名が記されているから、このメールはうそではない。」といった理由で、転送すると答えた。そこで、「愛知県赤十字血液センター」のホームページを閲覧し、献血についての情報はこのホームページに全て掲載され、メールで献血を依頼されるようなことはないことを確認した。
生徒たちにとって身近な題材であり、興味・関心をもって取り組む生徒が多かった。授業後の振り返りに、「チェーンメールは、転送してはいけないことがわかりました。」という感想が出ていた。