i-モラル日記

【豊根・豊根小】情報社会を生きる

公開日
2012/01/31
更新日
2012/01/31

愛知1200校の取り組み

 5年生の子どもたちは、社会科で「わたしたちのくらしをささえる情報」という学習を行っている。自分たちの暮らしが情報によって支えられていることを学んでいる。そこで情報は取り扱いによっては問題になることもあるので、DVD教材「ケータイ安全教室」を使い、情報をとりまく問題について考えてみることにした。
 子どもたちに携帯電話をもっている子はいないが、ほしいか質問したところ、高校生になったらほしいという答える子が多かった。また、子どもたちに携帯電話について知っていることを聞くと、「電話」「メールができる」「写真・動画が撮れる」「天気やニュースなどの情報が得られる」「音楽が聴ける」「買い物ができる」などと答えた。次に、携帯電話の危険性を聞くと、個人情報が漏れることがあげられた。
 そこで、DVDを試聴し確認すると、個人情報を何気なく書きこんでしまうことで、メールやプロフ、インターネットのサイトを通して情報が知られ、それによって犯罪に巻き込まれてしまうことに気づいた。また、何気ない書きこみで人を傷つけることも知った。そしてそれはパソコンを扱う上でも同じことが起こるということを知らせて授業を結んだ。
 児童のまとめには「携帯電話は使い方によって、危ないものなのだなと思った」「私が危険だと思ったのは友だちに嫌なことを書きこむことです」「携帯は怖いものではないと思っていたが、怖いことがたくさんあった」「パソコンを使う時には気をつけたい」等の感想があげられた。この授業を通して、情報を扱う時は、一人一人がルールやマナーを守ることが大切であるという意識を高められた。

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