i-モラル日記

【蒲郡・竹島小】「みんなが使うもの、大切にしなくっちゃ」

公開日
2012/02/09
更新日
2012/02/09

愛知1200校の取り組み

−コンピュータの使い方−   〜1年 学活〜
 
 1年生の子どもたちは、コンピュータを使うことが大好きで、週に1回程度のコンピュータを活用した学習をとても楽しみにしています。4月当初、コンピュータを触ったこともなかった子どもたちが、今では、マウスを上手に使って絵を描くことができるようになりました。また、最近では、インターネットを使って、校外学習(豊橋市動植物公園見学)の調べ学習もできるようになりました。インターネットを活用した学習では、担任が検索キーワードを入力し、指定したサイトを閲覧させています。
 しかし、コンピュータを上手に使うことができるようになった一方で、マウスやキーボードを粗末に扱う子が目立つようになってきました。コンピュータや周辺機器は精密機械であり、力を入れてクリックしたり、キーを押したりするとすぐに壊れてしまいます。実際に、昨年の夏に新しくなったコンピュータのマウスボールが取れてしまったことがありました。みんなの物を大切に使う意識が低下していると感じました。
 そこで本実践を通して、コンピュータを自分が楽しく使うだけでなく、学校のみんなが気持ちよく使うことができるよう、大切に使う態度を1年生のうちから育てたいと考えました。
 問題点に気づかせるために、これまでに楽しくコンピュータを使っている時のビデオを流したあとで、壊れてしまったマウスを見せ、どんな使い方をしたら壊れるのか考えさせました。そして、コンピュータをみんなが気持ちく使うために、どんなことを大切にしたらよいのか、みんなで意見を出し合いました。その後、2人で1台のコンピュータを使い絵を描き、大切に使えたか、相互評価しました。「マウスはごしごしこすらないようにしないとね」など、みんなの物を大切にしようとする態度が育ちました。

【蒲郡・竹島小】資料