【豊田・高嶺小】 「掲示板の使い方」
- 公開日
- 2012/02/15
- 更新日
- 2012/02/15
愛知1200校の取り組み
本校では、6年生が「事例で学ぶNetモラル」を活用して、掲示板への書き込みについて学習した。
まず、授業に入る前にクラスで聞いてみると、携帯電話を持っている子は、32人中2人と少なかった。しかし、パソコンを利用したり、インターネットに接続できるゲーム機を使用したりする子は、クラスの大半を占めていた。そこで、パソコンやインターネットを使うときに、気を付けていることを聞いてみたが「あまり意識していない」という意見が多かった。中には、「会わなくても、友だちとやりとりできるし、おもしろいからいいんじゃない?」という子までいた。
Netモラルの教材の中の掲示板に他人の名前を使ってうその情報が流され、問題になった場面を見て、さまざまな意見がでた。「普通、そんなことしないよね」と、あまり問題視しない子もいた。しかし、多くの子は「自分の名前が使われたら悲しい」「このうそは、誰にでも書けちゃうからこわい」「掲示板は、誰でも見ることができるから、書いたことには責任を持たなきゃだめだと思う」「書いてある情報を全部信じてはいけない」など、掲示板の使用方法について、改めて自分たちなりに考えることができた。
今後、子どもたちは、さまざまな情報に触れたり、自分が発信したりする立場になっていく。また、中学校へ進学することで、環境も変わっていく。そんな中で、掲示板の使い方だけに限らず、携帯電話やインターネットも上手に活用していけるよう願っている。