【半田・青山中ならわ学園分校】インターネットの危険について理解しよう
- 公開日
- 2012/02/22
- 更新日
- 2012/02/22
愛知1200校の取り組み
青山中学校ならわ学園分校3年生は、修学旅行記や卒業記念写真集などの作成を通して情報に関する技術を高めています。生徒は、日常生活であたりまえのようにインターネットを利用する習慣が身についていますが、そこに潜む危険については、身近な問題として認識していない傾向にあります。そこで卒業を間近に控えた1月に、インターネットの危険について今までの学習を振り返りながら再確認をしました。
修学旅行記の作成の際、個人が特定できる画像を使用したり、Webサイトからの画像などを利用したりしましたが、もしそれを勝手にWeb上に公開すると、誰にどう迷惑がかかるのるか考えました。自分がされる側の立場になって考えると、この行為の恐ろしさが実感できます。さまざまな安易で無責任な情報発信が、著作権の問題や個人情報の漏えいの問題などにつながること、それは犯罪の一つであることなどを確認すると、生徒も少し驚いた様子でした。また、Webサイト上にあふれるさまざまな情報に真実ではないもの、偏ったものが含まれている可能性があることも確認しました。
総合的な学習の時間や教科の学習で、インターネットのさまざまな情報を利用してきましたが、その際にアクセスしたWebサイトにも、トラブルに巻き込まれる危険があることを復習しました。クリックするだけで詐欺にあったり、アンケートを装って個人情報を盗んだりする犯罪が氾濫する現実、また、チェーンメールや迷惑メールといった携帯電話の恐ろしい現実についても確認しました。
生徒からは、「自分の個人情報が,知らないうちに流出しないようにしたい。」、「他の人に迷惑がかかるような情報公開に気をつけたい」、「詐欺にあわないようにしたい。」などの感想を聞くことができました。
大人の社会に一歩踏み出そうとしている中学3年生。便利な現在社会に潜む危険について忘れることなく、安全な生活を続けていってほしいものです。