【豊橋・富士見小】インターネットの使い方
- 公開日
- 2012/02/28
- 更新日
- 2012/02/28
愛知1200校の取り組み
〜ワンクリック不当請求に気をつけよう〜
1 はじめに
本学級の児童は4年生35名。事前にコンピュータについて調査を行った結果、家庭でインターネットをしたことがある児童が33名、インターネットを使って何かダウンロードをしたことがある児童が24名いた。児童のほとんどが家庭でインターネットを使える環境にあり、また、音楽やゲームなどを手軽に入手していることがわかった。そこで、「ワンクリック不当請求」について知り、インターネットの正しい使い方を身につけてほしいと願った。
2 授業の実践
授業では「ネット社会の歩き方〜ワンクリック不当請求に気をつけて〜」の資料を使い、学習を進めた。
「タケシ君はお金を振り込まなければいけないのでしょうか。」の発問では、28名の児童が「払わなければいけない。」と答えた。その理由として、「自分が悪い。」、「利用規約を読まなかったから。」「入会したから。」というものだった。しかし、知らぬ間に登録画面が表示されても、契約が成立しているわけではないので支払わなくてよいことを告げると安心した様子だった。さらに、このように登録されても、個人情報が相手にもれることはないので催促や脅しのメール等がきても連絡をせず、無視することや、家の人や先生に相談することを伝えた。また、興味本位で怪しいサイトを開かないように付け加えた。
3 おわりに
授業後のふり返りでは、「メールやインターネットなどいろいろなサイトをしっかりと確かめたり、家の人と相談したりして使っていき、犯罪に巻き込まれないように気をつけたい。」、「今は、携帯電話をもっていないけど、大人になったら使ったりすると思うので気をつけたい。」、「犯罪に巻き込まれないようにするために、変なサイトは見ないようにしたい。」などと書いており、インターネットについて正しい知識を身につけることができた。