【春日井・西山小】インターネットとより良く関わっていこう
- 公開日
- 2012/03/07
- 更新日
- 2012/03/07
愛知1200校の取り組み
高学年の児童の会話の中に、ユーチューブで見た動画のことが話題になることをよく耳にする。そこで5年生21人にアンケートをした。その結果、8割の児童は家でインターネットをやり、一度インターネットをやり始めると、6割以上が1〜3時間以上やっているということが分かった。また、インターネットを使って、どんなことをしているのかという質問では、ホームページや動画を見るという回答が多かった。なかには、ネット上のゲームで使うアイテムを実際に現金で買ったことがあるという回答もあった。
5年生の国語の単元「ゆるやかにつながるインターネット」と関連させて、インターネットとより良く関わっていけるようになることをねらいとして、情報モラル教育を実践した。まず、一人一人の児童がインターネットを使って、便利だと思ったことや困ったと思ったことをふり返り、意見交換をさせた。次に、「事例で学ぶNetモラル」を用いて「ネット依存症になっちゃうかも」や「個人情報を奪うWebサイトを見抜く」という内容の動画を見せた。学習のまとめとして、今後インターネットをどのように使っていきたいかということを書かせた。その時の児童の感想の中には、「時間を決めてインターネットをする。」「ダウンロードや登録は大人の人とする。」「本当に必要かどうか考えてから登録する。」「自分の個人情報は書き込まない。」などが出た。今回の情報教育によって、インターネットは手軽である反面、危険と隣り合わせであることを知り、安全に情報を活用しなければならないことに気付くことができた。
【春日井・西山小】資料