学校日記メニュー

写真5

学校日記

11月18日 鳴海小5年算数

公開日
2024/12/07
更新日
2024/12/07

授業事例




















 20241118日,鳴海小5年の算数「面積」の授業を参観・助言しました。頂点から降ろした高さの線が底辺の延長上にくる場合の三角形と平行四辺形の面積の求め方を考える授業でした。同校は個別最適な学び(自由進度学習)と協働的な学び(協同的グループ学習)のコラボレーションを目指して授業研究に取り組んでいます。今回の授業の指導過程では,グループ学習の場で互いの考えを交流したり,説明を求めたりして他者との対話によって一人一人が学習内容の理解を深めることが行われ,授業終末では一人一人が自分で問題や教材を選択して,自分の理解やペースに応じて問題を解き進めるように計画されていました。自由進度の場では,分からなかったらグループのメンバーに聴いたり,グループのメンバーと互いの解き方を比べたりする活動がなされるように配慮されています。



 今回の授業では,グループ学習の状況を中心に参観し,児童に助言しました。同学級では写真のように話すこと・聴くことのスキルが教室に掲示され,協同の意識やスキル,話し合いの進め方が指導されています。



授業では,教師が「グループで話し合ってごらん」と言うとすぐに話し合いが始まり,そこでは,写真のように,解き方が分からないメンバーがいるとメンバー全員で説明したり,自分とは異なる考えがあった場合に,メンバー全員で説明を聴いたりする姿がありました。



協同的なグループ学習を導入してから短い期間でよく児童は意識とスキルを伸ばしており感心しました。グループワークが効果的になされたことで,グループで高さをどこにとれば公式を用いることができるのかを理解することができ,授業終末ではそれぞれが自分で問題を選んで解いていました。