研究室日記

8月24日第3回教師力アップセミナー(渡辺道治先生)での学び(由原、齋木、森山)

公開日
2024/11/03
更新日
2024/11/03

学生の学び

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 こんにちは!9期生の由原希音です。今日は8月24日に行われた第3回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回は渡辺道治先生が学級づくりや授業づくりの極意についてお話ししてくださいました。その中で特に印象に残ったことを2つ話します。


 一つ目は、何事にも目的地を確認することです。勉強するにしてもなにを目的にして勉強しているかが明確でないと、子どもたちのやる気にはつながりません。そのため、子どもたちに目的意識を持たせることが必要だと学びました。その際に、「先生は〜」ではなく、第三者を介すことでより説得力も生まれ、子どもたちの心に響くようになるということを知り、実践していきたいと思いました。


 二つ目は、学級目標についてです。新しいクラスになってまず学級目標を決めることは当たり前だと思っていたので、学級目標の意義やどうあるべきかを考えたときに自分の考えが少し変わりました。子どもたちの活動が活発でなく、意見も言い合えない時期に学級目標を決めてもただの目標になってしまいます。そのため、まずは何のために学校に来ているかを考え、自治的になってきた頃に学級目標を決めてもよいという話を聞いてとても納得しました。自分でも学級目標についてもっとよく考えたいと思いました。


 この他にも、やる気の出し方やオリンピックの話題など、始めから最後まで本当にためになる、貴重な時間でした。今日学んだことは、4月から教師として働く際に絶対に身になるものだと思うので、この考えを取り入れていきたいです。今回もこのような貴重な機会をつくっていただき、ありがとうございました。教採も終わって、あとは準備するだけ!これからたくさんセミナーや学校訪問などに参加して、みんなで高め合っていきたいです!(由原)





 こんにちは!10期生の齋木です。今回は令和6年度第3回8月24日に行われた、渡辺道治先生による教師力upセミナーでの学びを記事にしていきます。渡辺先生の講演は、話す内容を決めてくるのではなく、会場の皆さんに決めてもらう形でした。そのなかで、今回は2つのテーマが印象に残りました。

 

 まず、1つ目は「幸せになるたった1つの方法」です。これは、始業式に学級活動で行うと良いということでした。方法としては、板書に「幸せになるためには○○○○○○ができると良い」と教師が書き、丸に入るものを児童たちに考えてもらうということでした。このような活動をすることで、幸せになるために自分たちは2学期どのように過ごせばいいのかというような目標を立てる機会やクラスメートを大切にしようと意識するようになるなどいい機会が得られることが分かりました。



 2つ目は、「やる気を立たせるための「やる気」のパターン15選」です。主体的に取り組む学習が求められている現代の教育で、主体性を高めるためには、学ぼうとする「やる気」が非常に重要になると改めて実感しました。回学んだ「やる気」のパターン15選のうち、①の「褒められたとき」と➁の「面白さを感じたとき」が参考になりました。


 

 ①の「褒められたとき」は、児童・生徒にたくさん褒めてあげることで、やる気が高まるということです。このことに関しては、今までのゼミでも何度も教えていただきましたが、改めて重要なことであるということが分りました。また、ただ褒めるのではなく、児童・生徒をよく観察し、「○○できてすごいね!」や「すごい!」の1パターンだけでなく、渡辺先生から教えていただいたように、褒めるパターンをいくつか作りたいと思いました。是非、9月の小学校の教育実習中にいくつかの褒めるパターンを作り、たくさん褒めて、児童のやる気を立たせたいと思います。



 ➁の「面白さを感じたとき」は、ゲームのように段階を踏んで進めていくことが大切だと学びました。例えば、子どもたちは、ゲームに夢中になります。それは、いくつかの段階を踏んで、クリアしていくということです。このように勉強でも、最初は簡単なことを子どもたちにできるようにさせ、基本で身に着けたことを活かし、難しい問題に挑戦させるというような過程です。こういった方法を「small step」と呼ぶということが分かりました。



 実習中や今後授業をする際に、困っている子がいたら、簡単なことに置き換えさせ、他の子たちのレベルに到達させるよう意識したいと思います。最後に、小学校の教育実習前に、渡辺先生から現場で役立つ学級づくりや授業づくりを聞けて、非常に参考になり、良い機会になりました。ありがとうございました。今回学ばせていただいた多くの技術を少しでも多く、教育実習で実践したいと思います。今回は、貴重な機会をさせて頂きありがとうございました。(齋木)




 こんにちは!10期生の森山です。今回は、第3回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。第3回教師力アップセミナーでは、渡辺道治先生にご講演いただきました。多くの学びがありましたが、今回は2つに絞って記事にしていきます。



  一つ目は、「やる気のパターン15選」です。やる気のパターンは主に15選あり、一人ひとりやる気がでるときは違っているため、その子どもにあったやる気のパターンはどれかを教師が考えていくことが大切だと学びました。例えば、「自分で選択できるとき」というものがあります。教師が選択肢を用意し、子どもに選んでもらう方法です。


 例えば、3つ選択肢をつくり教師がやらせたいことを1つだけ用意し、残りの2つは極端なものに設定しておきます。そうすると子どもは真ん中の、教師がやらせたいことを選びやすいです。子どもに選択肢を与えつつ、意図的に課題を設定し、スモールステップを上手に設計していくことが大切だと思いました。


 

 二つ目は、価値づけについてです。講演後の渡辺先生のお話で、ワインのソムリエは褒め言葉の種類を700種類程度持っているということを教えていただきました。まずは、自分が持っている褒め言葉をノートに書き出してみることから始め、褒め言葉の種類を増やしていくことが大切だと学びました。一人ひとり子どもは違うため、その子どもに合った褒め言葉で褒めることができるようにしたいと思いました。私も早速、ノートに褒め言葉の種類を書き出し、褒め言葉の種類を増やしていきたいです。


 今回のセミナーでも沢山のことを学ぶことができました。渡辺先生のお話は楽しく面白く、そしてテンポ感も良く、2時間があっという間に過ぎていきました。渡辺先生、貴重な学びの機会をありがとうございました!(森山)